米国株式市場は半導体株に強い売り圧力がかかったため、17日(現地時間)に下落した。ダウ工業株30種平均は406.55ポイント(0.77%)下げて52,146.42で引け、S&P 500は76.08ポイント(1.01%)下げて7,457.69となり、ナスダック総合指数は361.70ポイント(1.40%)下げて25,520.24だった。今回の下げは、大規模なAIインフラ投資が利益につながるのかどうかへの懸念と、中国のAIモデルによる競争の激化によって引き起こされた。フィラデルフィア半導体指数は、先月22日にピークから20%下落し、ベアマーケット(弱気相場)圏に入った。
17日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)ではダウ工業株30種平均が406.55ポイント(0.77%)安の52,146.42で終了した。S&P 500は76.08ポイント(1.01%)下げて7,457.69となり、一方でテクノロジー比率の高いナスダック総合指数は361.70ポイント(1.40%)下げて25,520.24だった。
週間ベースでは、S&P 500が1.6%下落し、ナスダックは2.9%下落した。フィラデルフィア半導体指数は17日に1.63%下げ、損失が3日連続となった。
フィラデルフィア半導体指数は、先月22日に到達した14,634.72(引けベース)をピークとしてそこから20%下落した後、ベアマーケット圏に入った。
エヌビディア(Nvidia)は2.21%下落した一方で、ミクロン(Micron)は0.5%下落、AMDは1.03%下落、インテル(Intel)は2.0%下落した。SKハイニックス(American Depositary Receipts, ADR)は1.13%反発した。
メモリー半導体セクターは第2四半期に株式市場の上昇をけん引したが、大規模なAIインフラ投資が実を結ぶかどうかへの懸念が、利益確定の売りを引き起こした。
台湾のTSMCは、第2四半期に市場予想を大きく上回るサプライズ決算を記録した。AI半導体需要の急増が背景にある。ただし、市場はメモリー半導体の強気相場サイクルがロングで続けられるかについては懐疑的なままだ。
中国のAIスタートアップMoonshot AIの最新AIモデル「Kimi K3」(無料で公開)は、優れた性能を示し、OpenAIやAnthropicの主要モデルとの差を縮めている。この動きは、主要な米国AI企業の収益見通しに影を落としている。
ウォール街の専門家は、企業がOpenAIやAnthropicのクローズドなAIモデルを使うための高額な料金を払うよりも、中国のオープンソースのモデルに基づいて自社でカスタマイズしたAIモデルを開発することを選好する可能性があると分析している。
また、年初に中国のAIスタートアップDeepSeekが低コストで強力なAIモデルを投入し、Nvidiaを含む主要なAI関連企業の株価を揺さぶった。
Trade Nationのシニア・マーケットアナリストであるDavid Morrison氏は、「利益と需要のトレンドは依然として堅調だが、最近の利益確定の動きから、一部の投資家が現状の成長ペースがどれくらい続くのかを改めて疑問視し始めていることがうかがえる」と述べた。
17日に米国株が下落したのは何が原因?
米国株式市場は17日(現地時間)に下落した。半導体株に強い売り圧力がかかったためだ。ダウ工業株30種平均は406.55ポイント(0.77%)下落し、S&P 500は76.08ポイント(1.01%)下落、ナスダック総合指数は361.70ポイント(1.40%)下落した。今回の下げは、AIインフラ投資の回収(収益化)と、中国のAIモデルによる競争への懸念によって引き起こされた。
フィラデルフィア半導体指数がベアマーケット圏に入ったのはなぜ?
フィラデルフィア半導体指数は、先月22日に到達した14,634.72をピークとして20%下落し、ベアマーケット圏に入った。指数は17日に1.63%下落し、3日連続の下落となった。Nvidia(2.21%安)、Intel(2.0%安)、AMD(1.03%安)など主要半導体株はいずれも下落した。
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