2026年7月10日08:15〜08:30(UTC)に、ETHは15分以内に0.55%上昇し、価格は1776.14 USDTから1788.54 USDTまで上昇、振幅は0.70%。アジア取引時間帯で市場が開いた後に流動性が補充され、価格は50日移動平均線付近で下げ止まり、さらに上昇基調となり、短期の買い手(ロング)ムードがやや高まった。
今回の急変動の主な推進力は、テクニカル面での重要な節目の突破だ。ETHは7月9日に1741ドルの重要なレジスタンスを実効的に上抜けた後、08:15〜08:30の窓で価格が50日移動平均線(1775.89 USDT)を上回り、トレンド追随戦略のプログラムによる買いのシグナルが発動した。RSIは51.94で、まだ中立寄りの強気領域にあり、テクニカル面では続伸の余地がある。
さらに、複数の要因が共振してボラティリティを拡大した。第一に、アジア時間(東京時間17:15〜17:30)の市場開放に伴う流動性の補充により、夜間の閑散時間帯に積み上がっていたオーダーブックのギャップが段階的に埋められた。第二に、デリバティブ市場の資金調達率が直近でマイナスからプラスへ転じ、ロングポジションが再び主導権を取り戻し、加えて6月の先物の未決済建玉が13.64 million ETHと相対的に低水準にあり、一度方向が明確になるとボラティリティが増幅されやすい。第三に、オンチェーンデータではクジラのアドレスが継続して買い集めており、2026年5月に10000 ETH超を保有していたアドレスが数日以内に140000 ETH超を購入した。取引所の保有(リザーブ)は継続して減少し、売り手の流動性が引き締まることで価格にファンダメンタル面の下支えが提供されている。
短期のリスクに注意が必要だ。先物の未決済建玉は低水準で、大きな変動は急速な清算を引き起こし得る。6月の現物ETH ETFは純流出が約5.29億ドルであり、機関投資家の資金流出が続く場合、上値を抑制する可能性がある。価格はすでに50日移動平均線に接近しており、これを実効的に維持できなければテクニカルな売り圧力が発生する恐れがある。今後は、オンチェーンの資金フロー、重要な支持・抵抗の攻防、そしてマクロ面のニュースの変化に重点的に注目していくべきだ。