$BTC チップ株が反発、美股のショート(売り)ポジションが過去最高に
米国株のチップ(半導体)セクターは短期的に過度な下げの反動で反発し、フィラデルフィア半導体指数は日中に大きく上昇した。だが、半導体の通期ではショート・ポジション全体が過去の記録を更新しており、強気・弱気の極限の綱引きが際立つ。値動きが割れて見える背景には、完全に対立する2つの価格付けのロジックがある。
反発はテクニカルな修復に属する。セクターは先行して累計で20%超下落し、テクニカルなベア相場に入った。短期RSIが売られ過ぎゾーンに到達し、短期の押し目買い資金や損切りの決済(ストップアウトのクローズ)がパルス状の反発を引き起こし、さらに一部の主力企業の決算が堅調だったことも重なった。資金の綱引きは「過度な下げの修復」という窓を活用しているが、トレンド反転のシグナルではない。
ショートが大きく加速した核心ロジックは明確だ。上半期のAIチップの上昇が今後数年の業績とバリュエーション(評価額)を先取りし、クラウド企業のAI向け資本支出(キャピタルエクスペンディチャー)が減速するのではないかという懸念がある。さらにサムスン、SKハイニックス、マイクロンが同時に増産に踏み切り、2027年以降は汎用メモリの供給過剰予想が強まりつつある。これに加えて、伝説の投資家Burryなどの機関投資家が半導体ETFやストレ