MarketWatchによると、米国の国防支出への懸念の高まりと政治的不確実性を背景に、7月には宇宙関連の上場投資信託(ETF)や個別株が急落した。Procure Space ETF(UFO-US)は、6月に22.4%下落した後、7月後半までにさらに13.5%下落した。一方、Roundhill Space and Technology ETF(RSPY-US)など他の宇宙テーマETFも同様の下落となった。個別の宇宙関連企業の下落はさらに大きく、Intuitive Machines(LUNR-US)は月間で42%下落し、Satellogic(SATL-US)は38%下落した。少なくとも10銘柄の宇宙関連株が7月に30%以上下落しており、AST SpaceMobile(ASTS-US)やPlanet Labs(PL-US)も含まれる。
アナリストは、この売りを一部、民主党が中間選挙後に米下院の支配権を得る可能性があり、新たな国防支出の措置の承認が難しくなるかもしれないという投資家の懸念に起因するとみている。KeyBancのアナリストMichael Leshockは、収益基盤が十分に確立されていないものの成長の速い国防テクノロジー企業ほど影響を受けやすい可能性があり、特に新たな歳出(appropriations)について予算調整(budget reconciliation)プロセスに依存している企業が該当すると指摘した。