SlowMistのセキュリティチームによると、TRAE IDEマーケットプレイスで、正規のSolidityプラグインになりすました悪意のある拡張機能「juannegro.solidity」が見つかりました。Open VSXからは削除されたものの、当該拡張機能は7月18日時点でもTRAEマーケットプレイス経由で利用可能でした。SlowMistの分析では、この拡張機能はIDEの起動時に実行され、永続化を確立したうえで、Ethereumのスマートコントラクトを使用して動的なC2設定を保存・取得していることが示されています。これにより、攻撃者は拡張機能を再公開することなく、エンドポイントやペイロードを更新できます。
同拡張機能をインストールしたユーザーには、直ちに削除し、システム侵害の有無を確認するよう求められています。今回のインシデントは、拡張機能のマーケットプレイスが初期感染経路になり得ること、またブロックチェーン基盤が動的なC2管理のために悪用され得ることを浮き彫りにしました。