ロサンゼルスのバイオテクノロジー企業の幹部が、なんと20年以上も逃亡していた指名手配犯だった。


逮捕されたとき、彼はプライベートヨットに乗って海上でのんびりしていた。
彼の名前はロナルド・フィッシャー。元は麻酔科医で、2005年に第一級の強かん事件で裁判にかけられたが、審理の最中に逃走した。
その後20年の間に、彼はいくつもの別名を使い、10以上の偽名を使用していた。そのうちの一つがリチャード・グレイドンだ。
彼は、自分がスタンフォード大学の医学博士と哲学博士の学位を持っていると称し、ハーバード大学のマサチューセッツ総合病院で訓練を受けたほか、メルクやジョンソン・エンド・ジョンソンにも関わり、承認された薬7種類の開発に参加したとした。
2017年にはグレイドンの名義で、がんの遺伝リスクに関する本を出版し、2022年には乳がん薬の研究開発を行う米国の上場企業が彼を暫定の最高医学責任者(CMO)に採用。
今年3月、ロサンゼルスのImmix Biopharmaもまた彼を最高医学責任者として雇い入れた。
今年7月、米国の連邦保安官(U.S. Marshals)が彼の行方に関する新たな手がかりを得ると、48時間以内に捜査官はグレイドン名義で登録されたヨットを追跡した。
7月16日、米国の連邦保安官と沿岸警備隊がニュージャージー州沖でその船を停船させ、フィッシャーは船上で逮捕された。抵抗はなかった。
この時点では、彼がその会社の最高医学責任者に就いてから4か月にも満たなかった。
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