🔥ケビン・ウォーシュ:物価安定優先、早期タカ派転換はなし


FRB議長ケビン・ウォーシュがECBフォーラム(ポルトガル)で国際舞台での初めてのスピーチを行った。この会合にはFRB、ECB、BOE、BOCなどの中央銀行が参加。
🔴ウォーシュ氏の見解ではインフレが依然として焦点:
- 「物価安定」が最優先課題であり、2%目標は「強固で、コンセンサスが得られ、曖昧さがない」と繰り返し述べた
- 物価は「依然として高すぎる」と認めたが、ここ数週間でインフレが沈静化するという期待を示した
- AIのデフレ効果に対する市場の楽観視にもかかわらず、目標を変更せず
🔴金利の方向性を示すことを拒否
- 個別のSEP予測を提出せず、6月のFOMC会合からフォワードガイダンスを放棄する決定を引き続き擁護
- FRBは実際のデータが市場の期待を導くべきであり、当局者の発言ではないという立場
→ 他のFOMCメンバー18名中9名が2026年末のFFRが現在のレンジより高くなると予測。
🔴バランスシート:縮小継続の方向に傾く
- 現在のバランスシートは約6.7兆ドルで、2022年のピーク近くから減少
- 「バランスシートがここまで膨らむのに18年かかった。適正規模に戻すには18週間以上かかるだろう」
- バランスシートを補助的な手段と見なし、金利が依然として主要な手段
- 早期の変更は行わず、市場には調整前に準備期間を設けることを約束
ウォーシュ氏は引き続き慎重姿勢を崩さず、FRBの具体的な将来像には触れなかったが、タカ派的な傾向は残っている。
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